染料配合帖(色見本帖)
阿波安色の深さの原点。
“門外不出”
職人が手間をかけてじっくりと染め上げる伝統の手染め。美しい色、落ち着いた風合い。本染めに対する阿波安のこだわりを、1品1品に感じていただけることと思います。
◆色へのこだわり
色の深さには特に大きなこだわりがあります。最初にまず、「だれが」「何に」使用するかを考えながら、お店作り・顧客ダーゲット・雰囲気・場所・季節など、私たちの感性にてご依頼主の求められているもの的確にとらえ、数種の染料を合わせた色をお作りいたします。印刷インキや顔料(ペンキ)などでは表現できない日本古来の深い色合い、落ち着き風格のある色を作るのに日夜専念しております。
◆生地
「何に」「いつ」使用するか。「どこで」「どれくらい」使用するのか。時期・季節・時間・利用頻度などを考え、綿〜麻生地などいろいろ豊富な種類の中から、目的に合った生地を選別いたします。

麻生地
■手染め(引き染め)工程−のれん製作方法
1. 生地断ち 2. 灰抜き
3. 干す
4. 伸子を張る 5. 糊置き 6. 乾燥
7. 染色(引き染め) 8. 染色(引き染め) 9.  干す
10. 色止め作業 11. 洗い 12. 熱湯洗い

15. 完成
13. 干す
14. 縫製
■スクリーン捺染(型染)工程−はっぴ製作方法
1. 生地を敷く-1 2. 生地を敷く-2 3. 生地を敷く-3
4. 染型(紗) 5. 染料を注ぎ紋を染める 6. 紋の染め上がり
7. 下地の染め
8. 法被の染め上がり 9. 針木にかける
10. 干す 11. 乾燥 12. 色止め作業
13. 水洗 14. 湯洗 15. 熱湯洗い 
16.乾燥後 仕立て

17. 仕上がり
◆本染めに対して強い想いを持つ阿波安のお客様は、やはりこだわりのある方が多い。
当社の作業場に来られた時、たくさんの作業行程を経て出来上がる品物を実際にご覧なり、感動されることもしばしばあります。そこで初めて当社のモットー
「手間ひま惜しまず」をご理解いただくことができた時、非常にうれしく思います。
中には昔のものへの
こだわりが強い方もいらっしゃいますが、染めは生きもの。歴史・伝統を受けつぎながらも、今の時代の感性に合った色や形を取り入れることもこれからは必要です。私たちはお客様と一緒に、新しい染めを形にしていければと思っております。